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フランス国立セーブル製陶所工房作品詳細★
ブランド(原産国) 【セーブル・SEVRES】フランス 作品名(パターン) SERVICE SEMAINE(サービス ソメンヌ)コーヒーカップ/ソーサー「Mardi」(50cc)【重要作品】 原作者 Borek SIPEK(ボレック シーペック) 成型年度 1990年 制作年度 1991年 作品サイズ カップ(口径:7.6cm,高さ:7cm,持ち手を含んだ長さ:12cm,高台径:9cm)ソーサー(直径:12.9cm,高さ:1.4cm) 特記事項 画像と実際の作品の色合い及び風合いは微妙に異なります。
参考上代(定価) オープンプライス 作品説明 【素材:PAA(白磁アントワーヌダルビ)1965年にセーブル工房で改良認可された素材】 作品にはセーブル工房のロゴとデザインを手がけたBorek SIPEK(ボレック シーペック)のサインが記されている。
------------------------------------------------------------------------ 【Borek SIPEK(ボレック シーペック)】デザイナー兼建築家。
1949年チェコ共和国プラハで生まれる。
プラハ芸術・造詣学校を卒業、その後ドイツ・ハンブルグ大学で建築学を学んだ。
また、シュツットガルト大学では哲学の博士課程取得。
最初の仕事としてESSENにてデザイン理論の教鞭を執る。
最初の建築作品は1970年に建てられる。
1983年、作品「絵画とデザインの応用」で、「Prince Bernhard 基金賞」を受賞。
その副賞をチェコの政府迎賓館(プラハ城)改装資金に寄付をしたことから、当時のハベル大統領により、この改装計画の専任デザイナーとして任命された。
この業績は高く評価され、それ以来、建築デザインのみならず、チェコの伝統ガラス工芸にも携わり、クリスタルグラスの世界に革新的な風を吹き込んだことでも有名である。
1990年オランダ、プラハを拠点に建築家そしてデザイナーとして活躍。
そして、今日では欧州を代表するデザイナーの一人として人気・名声共に評価の高いデザイナーである。
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Porcelaine blanche(ou P.A.A)☆
白磁アントワーヌダルビ(白磁・P.A.A):1965年にセーブル工房のアントワーヌ ダルビによって考案された白磁、1380℃で焼かれる。
この素材はPNとPDの中間素材として調整、改良されたので多様な使用が可能。
■成型 セーブルの四種の成形法のうち、18世紀より伝来のろくろによる成形法は、セーブルにとって不可欠な技法です。
カップ、花瓶などの典雅なる曲線美は、全てこのろくろと職人の手で生み出されるのです。
一方、ビスケットは、成功な石膏型で最初の形が作られた後、オリジナル作品を見ながらの仕上げがなされます。
貼り合わせ。
彫り込みなど、繊細かつ力強い職人芸によって、写実的で躍動美あふれる作品が復刻されるのです。
■素塗り セーブルの地色は、色によって、重ね塗り、たたき、こすりなどの巧みな刷毛さばきが使い分けられています。
艶のある地色の美しさは、この伝統的な技法と熟達した職人芸なくしては生まれません。
■絵付け 花、鳥、森、城などの素材を多彩な色で描き出すセーブルの華麗な装飾。
絵付け師は、数千種類に及ぶ絵具を駆使し、宮廷文化を飾ったオリジナルを復元します。
■金絵付け 金彩文様は24金を転写紙で刷り込み、贅沢にも再び、刷毛で金粉を施したものです。
この転写紙も、デザインを銅版に彫り込んだセーブルのオリジナルです。
また直接筆で丹念に絵付けされる文様もあります。
焼成後、めのう等で研磨された金彩は量感にあふれ、その贅沢な輝きと艶は類いまれな美しさです。